砂田登志子　オフィシャルWEBサイト　*食は命。食べ方は生き方。料理は心。味わう、楽しむ、もてなすは文化。

米国大使公邸取材リポート

2013-08-11

ルース米国大使夫人、
家庭菜園の野菜を使った料理と東北地方復興支援のためのレシピブックを紹介

2014年度朝日夏季保育大学
乳幼児を応援する人がステップアップする2日間（2014年7月25日（金）～26日（土）

「食は元気の素・いのちの素・幸せの素」をテーマに講演を行います。
会場：長野県諏訪市駅前市民会館

2011年7月4日、スージー・ルース駐日米国大使夫人は、野菜やハーブをふんだんに使った健康的なアメリカ料理と東北地方復興支援のために特別に作ったお気に入りのレシピを集めたレシピブックを報道関係者に紹介なさいました。野菜やハーブの一部は大使公邸の庭に作られた家庭菜園で収穫されたものです。同夕行われる在日米国大使館主催の米国独立記念祝賀会では、この菜園で採れた野菜やハーブ、そしてフルーツをもとにヘルシーなアメリカ料理が供されます。菜園で採れたズッキーニやトマトやハーブ類、そしてアスパラガスやセロリなど米国産野菜を使い、この祝賀会に合わせ米国大使館アメリカ農産物貿易事務所（ATO）の専任シェフ小枝絵麻（こえだえま）さんが特別メニューを創作なさいました。

私も数冊購入してまいりました。

左小枝絵麻シェフ　ルース米国駐日大使夫人　

今年春の作付け時、この工程内の菜園をどうしたら日本の復興に役立てられるかと考えた大使夫人は、菜園で採れた野菜やハーブなどを使ったレシピブックを作り義援金を募ることを思いついたそうです。そして小枝シェフの力を借り、このお気に意レシピ集「A Melting Pot of America and Japan(日米のメルティングポット)」が出来上がりました。
菜園で育てた日本の野菜とアメリカ産の野菜を盛り込み、日米の友好を表現しました。レシピブックの売上金は製作費を除いて、先日大使夫人がお見舞いのために訪ねられた宮城県女川町の復興支援金として寄付されます。

野菜やハーブを使ったヘルシーなアメリカ料理やアメリカの食材を使ったおいしい料理のレシピはATOの運営するウェブサイトhttp://www.myfood.jpでご覧いただけます。


9品の魅力的でとてもデリシャスなお料理がお披露目されました	枝豆とそら豆のワカレモ、マイケルにインスパイヤーされて

タラのケージャン味噌漬け、ベークドポレンタケーキのせ	サーモンステーキと芽キャベツのグリル、ルッコラのペースとで和えたサラダとともに

ドレッシングを使わずに作るカレー風味のポークサラダ、たっぷりのクルミとドライフルーツ	日本酒のモヒート

独立記念日の祝賀ムード一色の大使公邸	小枝絵麻シェフ

農務部・農産物貿易事務所飯島さんと	大使公邸家庭菜園

アメリカ大使館農産物貿易事務所（ATO）とは？

アメリカは日本への最大の食糧供給国です。日本はアメリカにとって最も重要で大きな市場の一つ。2010年にはおよそ120億ドルの農産物がアメリカから日本へ輸出されました。アメリカ大使館農産物貿易事務所（ATO）は、日本においてアメリカ農産物・食品のマーケティング活動を担う米国農務省の機関です。今回の野菜とハーブをふんだんに使ったメニューの制作は、日本の野菜消費拡大を目的とするATOの「V5ヘルシーな食事キャンペーン」が支援をしました。

　2014年4月17日NPO法人日本食育協会主催・『食育シンポジウム～[食育」と健康環境～』で、基調講演を致しました。後援：福岡県、内閣府、厚生労働省、文部科学省、農林水産省、健康日本21推進全国連絡協議会、日本食育学会・会場：アクロス福岡